クラウドワークスでの発注においての注意事項ロジカルに快適に!

 

クラウドワークスのおかげで、一度も会ったことのないクライアントから「仕事を依頼されて、依頼された仕事を機合焼く内容に沿ってこなし納品する。そして契約時の報酬をいただく」ことが可能になります。

 

まさに、クラウドワークスという大きなBtoB仲介サービスの存在があるため、本来の業務に専念できるワーカーさんも多いのではないでしょうか。その分、案件ごとの報酬金額によって決められたシステム利用料を支払っているわけなので、クラウドワークスの受注者であるワーカーも売上に貢献しているのです。

 

そのな折に、最近では誤解を招く言い回しで記事執筆の報酬を操作してくる発注者も目立つようになりました。
※2019年夏過ぎ辺りから、応募表記の単価と実際の単価に大きな差がある案件のこと

この記事でポイントとしているのは、クラウドワークスの記事執筆を依頼する案件において、応募内容でトライアル報酬を設定している場合の注意事項を解説していきます。

 

クラウドワークスに増えてきたトライアル

クラウドワークスには、お仕事を受注するワーカー向けの「仕事を探す」というサービスが用意されています。ワーカーの多くが、自分の能力や希望に応じた絞り込み検索もできる便利なサービスです。

私もライターとして、「自分にできる記事執筆があるか?」「文字単価1円以上でどんな案件があるか?」定期的に検索します。その際、純粋に初稿から募集時に掲載された金額で契約できる仕事だけではないことに気がつきました。

それは、トライアル案件です。

 

正当なトライアルは良し。現状では・・・

特に募集タイトルには「トライアル有」とは記載がありません。お仕事を発注するクライアントの立場から、実際に能力もないライターに依頼して負担をかける前の判断材料にもなるので致し方のない設定だと思います。

しかし、ライターと記事品質のマッチングをはかることが目的ではなく、はじめから意図的な単価の値下げを目的とした手の込んだ募集をしてくるクライアントも目立ちます。あえて、ネットではさらしませんが、私は2019年夏以降から7~8アカウントほど遭遇しています。

正当なトライアル過程を設けるのであれば、何も異論はありません。しかし、最初から「文字単価2円」で募集をかけて、実績や経験のあるライターの執筆記事を安く詐取するようなカラクリを仕掛けてくるのです。

 

悪く言うと「とんちを効かせたトライアル詐欺まがい」詳細は?

この記事では、あくまでも同じライターさんに向けた注意喚起に過ぎないことから、アカウントの実名は表記しません。ですが、内容的に大いにありうるので共有することが必要と判断しました。

具体的には、募集タイトルにはトライアルの「ト」の字も表記がなく、単純に「1文字1.5円3000文字」という表記で設定文字単価も1.5円に設定されています。ここまでは問題ないのですが、お仕事内容に大きなポイントがあります。

 

文字単価に自信のある経験者ライターを集客

これもマーケティングでしょうか?文字単価に相応なスキル(執筆経験)を持ったライターが応募してくるでしょう。そこで、募集要項を読み進めていくと、「初稿は、トライアルとして納品いただき、問題なければ2記事目以降1文字1.5円にて発注をさせていただきます。」とありました。

 

そこで、さらに読み進めていくと「トライアルは1,000円で条件提示をしてください。」と受注者が自ら、条件提示を安く設定するように促されるのです。ワーカーの立場から、「初稿だけお試しで安く納品して満足してもらえれば、次から正規の文字単価で依頼が来る」という期待を持って疑問も抱かないで条件変更をしてしまうでしょう。

 

そして、トライアルとして1,000円の報酬で3,000文字の記事執筆をして納品します。(単価1文字0.3円)
検収にて、クライアントから1,000円の報酬は受けられますが、「今回のトライアルにおいて、こちらの求める基準に満たなかったため不合格とさせていただきます。」という返事が届いて終了です。

 

こちらから、「どのような点が基準に満たなかったのか?」質問を投げかけても応答もなく、「トライアルにつきまして、修正点などの返答の対応は致しかねることをご了承お願いいたします。」と一点張りでした。

 

言いかえると、私が納品した記事は、1文字0.3円で3000文字の仕事を1回きりで対応したことになるのです。

 

クラウドワークスのトライアルに対しての結論

ようするに、クライアントの懐事情も厳しいのでしょう。そして、初心者レベルのライターが納品した品質の低い記事に対して、修正や教育する手間もかけられないほどゆとりがないのでしょう。

私個人的な見解ですが、このような回りくどい手法は、どこかのセミナーで紹介されているような気もしています。たとえば、「クラウドワークスでコスパの良い発注をするノウハウ」とか、「クラウドワークスで上級ライターの記事を安く手に入れる方法」とかです。

結論として、個人的な取り組みになりますが、私は「トライアルが設定されている案件」を受けないようにしています。別にトライアルを設定している全てのクライアント様を否定しているわけではありません。

しかし、このままではクライドワークスにおけるライターへの報酬が価格破壊されて、「クラウドワークスのライティング報酬は安すぎる」という風評も広がってしまいます。ライターも自己責任をしっかり持って、品質の高い記事を納品すべきであり、記事による効果をしっかりと査定していただき、相場を崩さないようにしたいものです。

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