
空白行のことを考えたことがありますか。記事執筆では、空白行を入れることを指摘されます。ライターになって日が浅いうちは、文章をすべて詰めて書いていました。今から考えると、「読みにくいなあ」という文字だらけの状態です。では、Webライティングにおいて空白行を入れる意味とは何でしょうか。
ここで空白行を1行入れてみました。しかも、自然と無意識のうちにです。このページでは、空白行を入れる意味について、考察してみます。ぜひ、最後まで読んでくださいね。
なぜ、空白行が必要なのか
空白行とは何かを考えたとき、単なる<br>タグではなく、文章全体の見やすさを高めるためのデザイン技術だと考えています。デザインのひとつとして、文章の見てくれを高めるためのひと手間とでも言いましょうか。空白行は、一呼吸でもあります。呼吸をおいて、次のテーマに移るための合図。空白行がもたらす効果は、さまざまです。
パラグラフとパラグラフの間に空白行を入れると期待できる効果
空白行は、テーマが切り替わる目安になる暗黙の仕掛けになるでしょう。パラグラフとパラグラフの間に空白行を入れると、読者にテーマの切り替えを伝えられます。具体的に示しましょう。
私は猫が好きです。猫のしぐさにうっとりして心が癒されます。心が癒されると日ごろの疲れや悩みも忘れてしまうため、猫から受ける影響は大きいと思っています。私が猫を好きな理由は、猫に癒される点でしょう。ですが、私は犬も好きなんですよ。犬も猫とは違う可愛さがあります。犬の可愛さは、飼い主に忠実でいてくれる点です。、慣れてくると一緒に居たくて仕方が無くなります。犬だけではありません。リスも好きです。リスの話をし始めたら長くなのでこの辺でやめておきたいと思います。
さあ、どうでしょうか。詰まっていますよね。では、この詰まった文章をテーマごとに分解してみましょう。
私は猫が好きです。猫のしぐさにうっとりして心が癒されます。心が癒されると日ごろの疲れや悩みも忘れてしまうため、猫から受ける影響は大きいと思っています。私が猫を好きな理由は、猫に癒される点でしょう。
また、私は犬も好きなんですよ。犬も猫とは違う可愛さがあります。犬の可愛さは、飼い主に忠実でいてくれる点です。、慣れてくると一緒に居たくて仕方が無くなります。
さらに、私は犬だけではなくリスも好きです。リスの話をし始めたら長くなのでこの辺でやめておきたいと思います。
いかがですか。空白行に期待できる効果は、テーマの切り替えですね。
パラグラフとは
先ほど、解説したパラグラフについて触れておきましょう。そもそも、パラグラフとは何かです。パラグラフは論理的な文章構造における一つの最小限に絞り込んだテーマのまとまりです。たとえば、先程の例でいうと、
- 猫に触れている部分
- 犬に触れている部分
- リスに触れている部分
このように話のテーマを切り替える際に、空白行を入れます。Webライティングの場合は、「Enter」キーで段落を切り替えることで空白行の効果が期待できます。
空白行以外で見やすさを強調できる書き方
空白行以外で見やすさを強調できる書き方には、「見出し」や「アイキャッチ」があります。
見出し、小見出しで分類すること
見出し、小見出しで分類することで読み手に与えるメリットとは、空白行以上にテーマが切り替わったことを伝えられる点です。ただし、見出しで分類する際に注意すべき点は、見出しの中で細分化した小見出しを設置するという点。ここをはき違えると、伝わりにくい文章となります。例を挙げましょう。
野球について解説するブログがあるとしましょう。見出しにしたいテーマは次の通りです。
- 大谷翔平
- 少年野球
- NPB
- 新庄監督
- 高校野球
- 山本由伸
- 読売ジャイアンツ
- メジャーリーグ
- ロスアンゼルス・ドジャース
これらの見出し候補を大谷翔平が人気だからと最初の見出しにして執筆した場合、ページ全体では伝わらない文章になる可能性があります。その理由は、MECEではないからです。
MECE
MECEは、漏れなくダブりなく論点の食い違いのない記事構成である状態をあらわす言葉です。言葉をパーツで分解したときに、それぞれの要素が伝わりやすく配置されることが重要。MECEであることは、論理的な思考のうえで成り立ちます。上の例からMECEに整理したら次のようにまとめられます。
【野球について解説するブログ】
大テーマ(h2)
→中テーマ(h3)
→小テーマ(h4)
メジャーリーグ
ロスアンゼルス・ドジャース
大谷翔平
山本由伸
NPB
読売ジャイアンツ
北海道日本ハムファイターズ
新庄監督
高校野球
少年野球
細かく考えると、賛否あるかもしれませんが、あくまでも参考例として例に挙げたキーワードを基準に整理してみました。要するに、テーマの立ち位置、同じ属性や属性としての立場的な部分で振り分けることです。
たとえば、地域キーワードで記事を作成するのであれば、札幌や函館は、北海道カテゴリ配下に組み込むわけです。北海道カテゴリには、新宿を含めないという誰でも納得する見出しの配置が必要だと。文章が長文であればあるほどMECEを意識しなければ伝わらなくなるでしょう。
アイキャッチ
見出し、小見出し以外にもメリハリを与えられる方法では、アイキャッチがあります。アイキャッチは、見た目としても分かりやすいメリハリのひとつです。要するに画像ですね。現在のテーマから切り替えて次のテーマに移行する場合に、効果的です。
たとえば、食事の話でパスタからそばに話を切り替えたとしましょう。
パスタはお昼に最適ですね。特に女性向けでおしゃれなイメージが強いため、女性とランチの場合はパスタを食べることが無難な選択だと思います。では、女性はパスタしか食べないのでしょうか。そんなことはありません。そばを食べる女性もいます。
上記の文章をアイキャッチの力で切り替えましょう。
パスタはお昼に最適ですね。特に女性向けでおしゃれなイメージが強いため、女性とランチの場合はパスタを食べることが無難な選択だと思います。では、女性はパスタしか食べないのでしょうか。
そんなことはありません。そばを食べる女性もいます。
こんな感じで画像を差し込むことで見た目でテーマを切り替えられる効果が期待できます。
総括
今回は、空白行や見出し、アイキャッチなどでテーマを切り替える方法を紹介しました。Webライティングでは、経験を積むごとに無意識に行っている部分です。ライターになりたての人はぜひ参考にしてくださいね。
ライティング前に知っておくべき明確にすること(ライターの心構え)