それでは、すべての事象に共通する考え方を解説しましょう。
誰でも無から始まっていることに気がつきましょう。その意味の本質には、挑戦することで始まり、すでにスタート地点から前進していることを。
この記事は、ダメージを受けたマインドや承認されない状態に押しつぶれそうなときの処方箋としてお使いください。誰でも「無」~始まっているということに気づきましょう。
スタートから進み始めればすでにプロ
すべての人は、例外なく未知からスタートしています。未知で未体験の状態からあらゆる経験の機会と出会います。赤ちゃんを思い出してみてください。
赤ちゃんは、未経験の状態で世の中に誕生します。最初のうちは親に助けられながら、あらゆる未知を克服していきます。
- お腹が空くこと
- 眠くなること
- 暑いこと
- 寒いこと
- 明るいこと
- 暗いこと
- 目の前の人が動くこと
- 声をかけられること
- 笑われること
それはもう、キリがないほどたくさんの未知を体験して一つひとつの経験者となるわけです。未知の状態のまま、知ることがなければ、そのまま未知の状態から抜け出せません。
知ることができれば、情報保持者です。未知の状態から知ることができて実際に経験すれば、経験者となるでしょう。その経験を生かして、他者に依頼され、その経験を生かしたサービスを提供すればプロそのものです。プロへの道は、スタート地点から一歩づつ前進することで着実に近づいています。そのため、スタート地点から前に進んでいるだけでもプロと言えるのではないでしょうか。
スキルの物差し
ビジネスに取り組む人は、そのサービス提供を「累計で何件取りあつかったか」も重要です。そのサービス提供の中から気づく本質を理解できれば上級者とも言えるでしょう。
スキルの物差しは、資格や勤務先だけでははかれません。「その企業に属しているから最高の仕事を期待できる」という物差しは、あくまでも参考のひとつです。取り組む姿勢も重要ではないでしょうか。
未知・未経験から始まる
どのようなものでも、未知から始まります。
- 未知から認知
- 認知から体験
- 体験から学習
このくり返しで精度を上げて価値を向上することが大事です。現在進行形で取り組む記事執筆も然り、ホームページ制作も然り。誰でも初心者、素人、未経験者から始まります。
必要なことは、的確な情報収集と実践のみです。プログラマーもシステムエンジニアも然り、データサイエンティストも例外ではありません。プロとして権威を示すにあたって次の肩書は武器になります。
- 出身大学
- 専攻
- 在籍企業名
- 資格
- 参加プロジェクト
など、これらもいわば実績として有効です。インターネットである程度の情報をキャッチアップできる現代では、それら権威は、近道であって長期的な視点では大差がないと認識できます。なぜかというと、権威に甘んじていればたちまちライバルに抜かされるということ。だからこそ、常に課題と立ち向かう姿勢が大事です。
執筆のマインドでもっとも重要な3つのこと
もっとも必要なことは、以下の3つです。
- 集中力
- 継続力
- 信念
この3つを持って取り組めば、必ず結果が出ます。なぜ、必ずといえるのでしょうか。それは、あきらめないで集中して続けられるからです。続けていれば、他者よりも知識や経験、再現力なども圧倒的に備わります。
天職ではないライター業が天職に
まず、私の場合は文章でコミュニケーションをとることは苦手でした。どちらかというと、対面でコミュニケーションをとるタイプです。昔だったら、大事な話があれば、電話をかけるか直接会いに行って話をするかですね。つまり、私は次のタイプでした。
- 筆不精
- 文才ゼロ
- 年賀状も手紙も書きたくない派
- メール無精
そのような私が40代後半から、ホームページ制作や記事作成を積み重ねて、今ではそれらのプロとして生計を立てています。つまり、天職として取り組んでいるわけです。
クラウドワークスで評価された成果を紹介