専業Webライターとして10カ月を経過したブログ管理人が学習により吸収できた文章技術について「おさらい」してみました。箇条書きやメモ感覚での記録となります。
書籍や記事からのインプット:基本型
- 序論
- 本論(見出し3つ)
- 結論
本の読み方に関しましては、基本的に完読しております。
完読するのは学術系や小説などの書籍です。
ビジネス書に関しては、概観を得た後に自分が気になった部分を見るだけです。
抜粋読みでも問題なさそう
インプット(リサーチ)の基本は読書
私は、仕事や運動に力を入れる部分と抜く部分を分けています。あまり疲労せずにスムーズに進めると思いました。
ビジネス書も学術書も、全て共通して、以下のようにしております。
- 表紙コピー⇒
- 前書き⇒
- はしがき⇒
- 目次⇒
- あとがき⇒
- 再度目次⇒
- 本文
帯があれば表紙コピーと同時に、前書きの内容とイメージのズレがないか。ズレがあればメモしておきます。
帯にあるのは、第三者の客観的な考察です。もちろんていねいな視点であることは鑑みるにしても、作者と別な視点でその本のイメージがあるので、参考になる判断材料です。
ズレが生じている場合、その部分がわかりにくくなっています。難解なので、前後を噛み砕いて、特に注意を支払う必要があるでしょう。一度飛ばしてしまいます。
はしがきには「本の内容の予告」があり、後半には「本の内容のおさらい」or「最も強い主張」がほとんどです。
目次には書籍の論の流れがあります。
作者の主張を支える根拠が一覧できる重要な部分です。ここが作りこまれている本はわかりやすい内容となります。あまりよろしくない本と当たらないようにしましょう。
総じて申し上げますと、本文の前に「その本がどのような主張をどのような流れで記述しているのか」
の把握を徹底することで、精読でも流し読みでも中身を把握できるように戦略を立てております。
文章技術
- どのような文章を目標にするか?
- 現状と課題を学ぶことが大事
文章の基礎知識
前提として・・・
文章には目的が2つある
実用文
実用文:論文・企画書・報告書・アフィリエイト記事など
行動を起こしてもらうための文章
(単位取得・採用・購入)
実用文には時間が必要
アフィリエイト記事はさらに過酷な状況下にある
芸術文
芸術文:感想文・所感分・文学作品など
楽しんでもらうための文章
実用文と芸術文
実用文と芸術文では求められるものが別
- 実用文 → わかりやすさ正確さ
- 芸術文 → 巧みな表現
芸術文しか習っていないと・・・
「評価される文章」=「表現の上手い文章」になる
「外国人は結論から言うからわかりやすい」
「日本人は詳細から話すのでわかりにくい」
現状の教育
実用文の技術が必要なのに習ったのは芸術文のみというのが現実です。
重要事項:
↓
素早く主旨を伝えることが必要
わかりやすく主旨を伝えることが必要
ストレスなく納得させることが必要
↓
話の流れがわかりやすい文章を目指す
重要な情報の位置がわかりやすい文章を目指す
根拠がはっきりしている文章を目指す
↑
重要事項
文章の基礎技術
2種類の文章技術
- 構成技術
- 起承転結・段落
- 文章全体の構造の作り方
- 文技術
- 読点・記号・漢字かな
- 一文の作り方
構成技術
1. アウトラインライティング
2. パラグラフライティング
アウトラインライティング
大枠を作ってから詳細を作る
話の流れ・型
↓
起承転結・三幕構成・序破急
↓
どういう主張するの
どういう根拠があるの
どういう流れで話すの
序論・本論・結論
↓
結論先行型のアウトライン
• 序論 = 私はこう考える
• 本論 = その結論に至った理由としては〇点ある
• 結論 = 私はこう考えた
• 序論 = 真実に基づく主張
• 本論 = 主張に対しての理由
• 結論 = 理由を武装して強力に主張して締める
話の趣旨と流れを伝えられたけれど・・・
根拠(本論)が頼りないときは?
パラグラフライティング
パラグラフライティングとは、大枠に後に使う技術です。
パラグラフとは? = ひとつの主題を述べた段落
パラグラフの主題
主題の裏付け・事実・(主題の根拠)
パラグラフのまとめ
パラグラフライティングの構成は、「序論・本論・結論」と同義
役割ごとに「○○センテンス」という名前がついている
パラグラフの主題 = トピックセンテンス
主題の裏付け・事実・(主題の根拠)=サポーティングセンテンス
パラグラフのまとめ = コンクルーディングセンテンス
主題に直接関係のないセンテンスは入れないこと → まとまらない
小見出しをつけてトピックセンテンスを想像できるようにする
各「論」とパラグラフがわかりやすいように作ると途中で分からなくなりにくい
構成技術のまとめ
1. アウトライン→パラグラフの順(大→小)に作成する
2. アウトラインは「序論・本論・結論」の結論先行型にする
3. ひとつのパラグラフでは一つのテーマのみ使う
4. 主題に関係のないセンテンスは入れない
5. パラグラフごとに小見出しをつけてあげるとGood
文技術
1. 一文一義法
2. 修飾法
一文一義法
- 定義:一文では一つのことのみ述べる
- 守らないと読者に伝わらない
- 暗記する量が増えると覚えるのに時間が必要
- 守らないと著者がミスしやすくなる
- 先頭を忘れないように
- 一文一義法を守るためには?
- 一文50文字くらいまでを目安にする
- 箇条書きを使う
修飾法
修飾法とは? = 修飾語を長い順に並べること
- 短い順だと意味が確定しない
- 読者は何回も読み直す羽目になってしまう
- 短い順でだと語句の重複が起きやすくなる
- 短い修飾語は忘れやすいので先にしないこと
修飾語は長い順に並べましょう。
1. 一文はなるべく一つの意味のみにする
2. 暗記する要素が増えると覚えにくい
3. 修飾は長い順に並べる
4. 短い順に並べると、意味が複数になる
5. 短い順に並べると、語句の重複が起こりやすくなる
気をつけるべき技術
• たとえ
• 判断基準
• レイアウト
主観的な意見で締めない
客観的な根拠(真実)がないと「本当か?」と思われる
意見を言うときは「真実からその意見に至ったこと」が、わかるようにすると納得されやすくなる。
たとえ
度合いのイメージがつかないと重要性がわからない
具体例を挙げて抽象度を低くしていく
「抽象的+普段触れない情報」イメージがつかない
みんなが知ってそうなものに結び付ける
判断基準を設ける
数字を載せるだけでは判断できない
数字が出てきたら対象を載せる
主観的な意見だと納得してもらえない
「何を基準にしたのか」を明らかに
レイアウト
- ぱっと見で「重要そうな情報の位置」がわからないと負担になる
- 行間があっても情報の検索性は低くなる
- できれば見出しを付けて内容がわかるようにする
- 小見出しと強調部分だけで内容がわかる
- 「書けない」を解決する方法
クエスチョンライティング
クエスチョンライティングの書き方は次の手順になります。
1. わかりやすく
2. 1の文に対して自分で疑問をぶつける
3. 2の疑問に対して答える
4. 1~3の繰り返し
自問自答を繰り返すことで「必要な情報」が見えてくる
「誰に」「どこが」「なんで」「本当?」「体験談は?」など・・・
情報が集まったら整理する
(ピラミッドスクラプチャー)記事の骨子
主張
↓
だれに?
↓
なんで?
↓
本当?
情報が集まったらアウトラインを作る
• 序論
• 本論
• 結論
アウトラインができたらパラグラフを作りこんでいきます。
技術を身につける方法
リストを作り、厳守する。
リスト
1. 結論先行型になっている
2. パラグラフは1つのテーマになっている
3. 一文一義になっている
4. 修飾は長い順になっている
5. 抽象的は「たとえ」
6. 数値価値のわかる客観的な基準がある
7. 大切な情報の位置がすぐにわかるレイアウトになっている
文章技術は、ますます精度向上となるでしょう。ここに記載した技術は、一部です。
ライターは目指してスキルを上げるモノ!
いつまでも挑戦者として邁進します。
実践してわかった!SEOライティングの具体的なポイント