記事は書かなきゃ始まらない

 

納得のライティング

納得のライティングは、相手に行動喚起を促すライティングです。それは、容易ではない。求めるのは、ユーザーの悩みが1記事内だけで完結できる記事ということ。
このページにしか掲載していない情報を書くという行為です。そのためには、ユーザーの悩みと質問を先回りするしかありません。
そのうえで答えを出すイメージでしょうか。

ユーザーの悩みと質問を的確にすること。重要なのは、ベネフィットですね。

 

ベネフィットとは

ベネフィットは、読者の願望のようなものです。記事を読むことで得られる読了後の姿。読者の未来ともいえます。
読者が記事を読んだ後に、どのような状態となっているかが重要です。その状態を伝えるには、次の項で示す2つのポイントが大切なカギとなります。

 

ポイント1:ターゲットを明確にしましょう

これから書こうとしている文章は、誰に向けて書く文章なのかを明確にしましょう。つまり、ターゲットのことです。文章を書く際に、伝えたい相手を明確にイメージします。
読み手を想定することをペルソナとも言いますが、具体的であればそれだけ使う言葉や言い回しにリアル感が出てきます。

たとえば、次の通りです。

確定申告を終えたばかりの個人事業主の方で、開業して最初の確定申告お疲れさまでした。

上記の文章から判断できるペルソナは、「開業して1年経過したばかりの個人事業主」となるでしょう。ペルソナでは、さらに年齢層や性別、趣味趣向、活動拠点なども設定します。

 

ポイント2:目的を明確にしましょう

読み手に対して目的は、明確でなければなりません。
相手に伝える記事の目的は、相手目線で設定する必要があります。特に、やりがちな相手目線を無視した書き方が「相手の求めていない情報でもし増しすること」です。

相手の求めている文章を書くには、相手目線で書く必要があります。言い換えると、主観的ではなく客観的な内容という考え方です。

 

総括

納得のライティングは、相手に行動喚起を促すライティング。いわゆるキャッチボールで投げたボールによって何らかの反応が返ってくるイメージです。
納得のライティングを施すには、2つのポイントを重視しましょう。

ターゲットと目的です。

それでは、またお話しします。
ですます調から見えてくるライターしての心構え|プロとしての対応