価値ある執筆

久しぶりに投稿します。ライターの絵鳥こと江戸利彰です。

今回は、悩まないでサクサクとコンテンツ制作を進められるWebライティングについて執筆環境の整え方を解説します。完全な主観的な方法となるため、誰にも通じる方法ではありません。参考程度に活用してみてください。

 

執筆環境はクライアント案件で左右される

執筆環境は、クライアントが求める品質や案件規模で左右されます。仕事内容が簡単であれば、準備を整える必要もなく、サクサクと始められるでしょう。単純には、次のような段階で手間や時間の掛かる頻度も上がります。

  • クライアントより指示された3~5工程ほどの転記(コピペに近い)
  • クライアントから提供された構成案の回答になる文章入力(例:○○について○○で調べて説明など)
  • クライアントから提供されたテーマとレギュレーションに沿って構成から執筆まで着手
  • クライアントから提示されたテーマから構成および記事執筆に着手
  • クライアントの意向をくんで最適なテーマを選び記事作成すべてに着手

記事執筆のレベルは、任せられた部分が多ければ多いほど執筆環境を整えなければなりません。たとえば、クライアントから3つの工程のくり返しで1件いくら・・・という契約をした場合です。内容次第では、スマホからでもできる可能性もあります。スマホでできるレベルであれば、執筆環境への制約もなくスキマ時間でサクサク作業を進められるでしょう。ただし、簡単な作業ほど報酬も低いのが世の常です。1件をどのくらいの時間でこなせるのか?自分の能力を知る必要があります。

 

また、その案件に対して「月に何件まで仕事の受注が可能か?」を事前チェックが大事です。1件10円の案件であれば、1時間に100件の作業をこなさなければ時給1,000円まで到達しません。淡々とルーチンワークで仕事がしたい人向けです。

 

量で勝負するか高品質の数をこなすか

考える必要がなく淡々と指示どおりに入力すればよいレベルの仕事を量で攻めるか?

じっくりと高品質のコンテンツを数記事こなすか?

どちらもライターの特性によるものだと思っています。自分の目標としている報酬金額にどちらの方法が向いているか?判断しましょう。もちろん、両方取り組むことも有効です。

 

執筆環境を整えるヒント

執筆環境を整えるヒントは、リサーチと執筆をいかに効率よく進めるか?と言っても過言ではありません。自分でも日頃から注力して取り組んでいる環境整備を紹介します。

 

見にくい画面は作業効率が低下する:デユアルディスプレイのすすめ

PC環境になりますが、見にくい画面は作業効率を低下させます。おすすめはデスクトップ表示を分割しても全画面表示できる大きさのディスプレイがおすすめです。

 

出先でのスキマ時間を活用する場合は、持ち運びの便利さからノートPCによる作業が多いことでしょう。ノートPCでもコンパクトさから、11インチや13インチの大きさが重宝します。ただし、リサーチするウェブサイトによっては、ページを全画面表示させるのにブラウザを50%まで縮小することもあります。その際に文字が見づらければ、液晶画面は大きい方がおすすめです。作業の進捗に差が生まれます。13インチまでの画面では、その都度ウィンドウを最小化したり最大化したりも考えられるでしょう。横に長いExcelデータ・スプレッドシートの場合は、確実に必要です。

在宅でデスクトップ活用であれば、横長のディスプレイをおすすめします。個人的には、3840×1400の湾曲ディスプレイを使っています。資料の多い記事の場合は重宝しています。

 

継続案件や注力案件には必要経費:書籍の購入または図書館ダッシュ

結局、理解ができなければ品質の良い記事は書けません。そのため、受けた仕事が「継続的に取り組めるテーマか?」または「今後、注力して取り組みたいテーマか?」を自問自答します。判断ができなければ、クラウドワークスやランサーズなどで「仕事を探す」項目から検索をかけてみます。そのテーマの案件による文字単価や記事単価が自分の目指すところなのか?報酬で判断してみるのも有効です。

もし、継続して受注したいテーマであれば、迷わず資料の仕入れに投資しましょう!書籍の購入やジャンルによって図書館で借りられるケースもあります。最寄りの図書館へダッシュするのもひとつの手です。

 

専門家のウィークポイントを見つけろ:不確実な部分を追求する

いままで、金融系の記事執筆などを手掛けてきた経験から、公的機関が提供するデータソースを参照することは重要なポイントです。ただし、公的機関のデータソースにも不確実な部分が存在します。つまり、事例としてなかったため、取り上げられていない情報です。そのような情報は、専門家のウィークポイントとなるでしょう。不確実な部分について、見解を広げることもコンテンツとしては、有効です。

まだ確実性がないため、多くのサイトであいまいな表現をしているケースも多く、発言も無責任なことが言えません。クライアントからの依頼の場合は、勝手な行動を起こせませんが、今後追求の価値あるテーマとなるでしょう。アンテナを張っておけば、法などが整備されたときに先駆けとなる可能性もあります。また、そのあたりをクライアントに提案できる可能性もあるでしょう。

 

まとめ

ここまでお読みいただき、感謝であふれています!ありがとうございます。なかなか有用なコンテンツを提供することが難しい中、ライティングやホームページ制作について、お役立ち情報を配信していきます。

今回は、執筆環境の整え方について解説してきました。執筆には、画面の最適化やリサーチデータの準備を惜しまないことが重要です。がんばって記事執筆をこなしていきましょう。

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